ハート相談センター運営委員会とは
日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)は、福祉界が歴史的に当事者の意思に反して、国の誤った政策に協力してきた事実への反省に立ち、ハンセン部会(2002年当時、2009年ハンセン病委員会に改称し、2020年6月にハート相談センター運営委員会に改称)を立ち上げ、「ハート相談センター」を開設しました。
ハンセン病に関するJFSWにおける取組み
2001年9月 | 社会福祉専門職団体協議会(社専協、現・日本ソーシャルワーカー連盟)会員4団体において、退所者等の社会復帰支援活動に関する4団体の取り組みについて検討 |
2002年2月 | 社専協 ハンセン部会設置 |
2003年7~9月 | ハンセン病問題検証会議・検討会調査班からの要請により、ハンセン病問題の真相究明のための被害実態の聴き取り調査に調査員として協力(全国で4団体385人のソーシャルワーカーが調査員候補として登録)
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2003年4月~ | 「ハンセン病回復者相談センター(ハート相談センター)」開設 |
2003年度 | 「ソーシャルワーカーのハンセン病支援のための基礎知識ハンドブック」作成(中央共同募金会助成事業) |
2009年度 | 「社会的に孤立しがちなハンセン回復者・家族に対する見守り・個別支援に関するモデル事業」実施(平成21年度社会福祉推進費補助金事業/日本社会福祉士会が実施
[報告書]https://www.jacsw.or.jp/citizens/josei/documents/2009/hansen.pdf(外部リンク) |
2009年度 | ハンセン病委員会に改称 |
2011年4月25日 | 「ハンセン病療養所退所者等の地域生活支援のための専門相談機関を国のモデル事業として整備し、ソーシャルワーカーを活用することについての要望」を提出 |
2012年4月~ | ハート相談センターが社会福祉法人ふれあい福祉協会が行う「社会復帰者支援事業」を活用した専門相談事業として位置づく |
2016年6月10日 | 「ハンセン病を理由とする開廷場所指定に関する調査報告書」(最高裁判所事務総局)に対する意見表明 |
2020年6月2日 | ハート相談センター運営委員会に改称 |