2025年9月30日午後9時59分(現地時間)、フィリピン・セブ州ボゴ市の北東沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しました。
国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)アジア太平洋地域の小原眞知子会長より、被災地に寄せて次の声明が発表(10月7日付)されましたので共有いたします。
IFSWアジア太平洋地域会長声明
フィリピン・セブ島で発生した地震に寄せて
国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋地域(IFSW-AP)は、このたびフィリピンのセブ島および周辺地域で発生した地震により、尊い命が失われ、多くの方々が被害を受けたことに、深い哀悼の意を表します。また、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。
私たちは、犠牲となられた方々、そのご家族、そして困難な状況に直面している地域社会の皆さまのことを、深く思いながら連帯の気持ちを寄せています。
セブ島は、私たちにとって特別な場所です。2023年にはアジア太平洋ソーシャルワーク会議の開催地として、多くの仲間が学びと友情を分かち合いました。その地が再び活気を取り戻し、力強く立ち上がることを心から願っています。
また、現地で被災状況の調査や支援活動に取り組まれているフィリピン・ソーシャルワーカー協会(PASWI)の皆さまの献身的な努力に、心から敬意を表します。今後、復興の過程で支援や寄付の機会が生まれた際には、地域全体の仲間たちの温かい連帯と支援の輪が広がることを信じています。
ソーシャルワーカー、地域リーダー、ボランティアの方々による献身と共感の行動は、私たちの専門職の真の価値を体現しています。IFSWアジア太平洋地域は、フィリピンの皆さま、そして被災地で活動するすべての仲間と共に、早期の回復と癒やしを心より願い、連帯の意を表します。
IFSWアジア太平洋地域会長
小原 眞知子