成年後見制度の利用に関して、医師の診断書作成や家庭裁判所の参考となる資料として、本人を支える福祉の関係者が本人の生活状況等の情報をまとめる「本人情報シート」の書式が、2019年4月より裁判所において導入されました。 成年後見制度が開始された当初から、多くのソーシャルワーカーがそれぞれの立場から、本人の生活状況を伝える「ソーシャルレポート」の必要性を発言してきました。成年後見制度利用促進法が施行され、国の専門家会議での協議事項となり、当事者団体や福祉関係者からの意見聴取を経て導入が決定した後には、専門職団体の意見も反映され、「本人情報シート」が完成し、運用が開始されることとなったものです。

日本ソーシャルワーカー連盟では、本人情報シートの運用開始に際し、本人の意思に沿った支援と権利擁護支援のために本人情報シートが普及し活用されていくことを推進することを目的に、次の日時等でセミナーを開催することとしました。多くのソーシャルワーカーのみなさまのご参加をお待ちしています。

なお、プログラムや申込方法などの詳細はこちらをご覧ください。

[日時]2019年7月15日(月・祝) 13:00~17:00(受付12:30より開始)

[場所]全理連ビル 9階会議室 (東京都渋谷区代々木1-36-4)/JR山手線・総武線・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」北口駅前